- 友達に嫌われたらどうしよう。と心配になってくじけそうになる。
- 友達からキツイ言い方をされた、自分の知らないところで、みんなが遊んでいた、LINEに悪口が書かれていた。等、ショックでくじけそうになる。
子供の世界は、大人の世界より複雑です。そして、子供達はみんな心が成長している最中なので、友達に対しても、感情的になってしまう事もあると思います。
感情的な言葉で、傷つけてしまっている子供たちも、本当は仲良く付き合いたいだけかも知れないのですが、上手く自分を表現出来ずに、傷つけてしまっているのかも知れません。

私の家族も小学校の時にくじけそうになりました。
私の三女は、小学校の5年生の途中から不登校になりました。友達からのキツイ言い方や態度が怖くなり、学校に行けなくなってしまいました。
でも、他の子供達と同じように、中学校は毎日通いたい。という強い思いがありましたので、同じ小学校の生徒が通わない校区外の中学校に入学しましたが、現実は思い描いたようにはいかず、くじけそうになっているようです。

「くじけそうになる」事は、誰にもあると思います。 そんな時におすすめしたい本があります。
宇佐美百合子さんの「くじけそうなときには」は、心が折れそうで、くじけそうになっている時に読むと元気になる言葉が沢山紹介されています。
そんな宇佐美百合子さんの「くじけそうなときには」をご紹介します。
こんな人におすすめ
〇「10代の子供達」への心に響くメッセージが紹介されていますので、学校生活で悩んでいる子供達に宇佐美さんの考え方を感じて欲しいです。
〇学校を卒業して就職しても、悩むことは沢山あり、「へこむ」事もあると思います。
職場で孤立感を感じていて、心が折れそうになっている人にも、気持ちの持ちようで前向きになれるメッセージを感じて欲しいです。
今回ご紹介する本
私は、「Amazon kindle unlimited」の読み放題で読みました。Amazon kindle unlimited会員の人、読み放題プランに興味のある人は、「Amazonで見る」からご確認ください。
「くじけそうなときには」の内容
宇佐美さんの「人を元気にする詩やエッセイ」の中から、20編の詩が紹介されています。
その詩に、宇佐美さんのエッセイと温かいイラストが添えられていますので、読むと気持ちが楽になり、前向きな考え方になれるような本に仕上がっています。
友達との関係で悩んでいる。自分に自信が無い。等、学校生活や職場での悩みに対して、宇佐美さんの経験からのアドバイスがエッセイとしてまとめられていますので、すっと気持ちに入ってきて、大事な言葉やアドバイスがわかりやすい内容になっています。
宇佐美百合子さんのご紹介
宇佐美さんは、元アナウンサーで、その後心理カウンセラーとして、活躍されています。また、ネットでのカウンセリングの先駆者でもあり、執筆を通して「幸せに生きるためのメッセージ」を発信されています。
くわしくは、ホームページをご覧下さい。
私が子供に伝えた事

宇佐美百合子さんの「くじけそうなときには」の中には、沢山の良い言葉、考え方がありました。
その中で「特効薬」という詩がありましたので、子供達に伝えました。
「ふあん、ふあん、ふあん」「しんぱい、しんぱい。しんぱい」ではなく、「だいじょうぶ、うまくいく、だいじょうぶ、うまくいく、だいじょうぶ、うまくいく」と言い続けよう。という内容です。
マイナスの言葉からプラスの言葉に、まず言葉からで良いので、変えていく事が紹介されていました。
私の子供もプラスの言葉が習慣になるように、一緒に言い続けています。
他にも「仲間はずれにされたとき」で紹介されている「仲間に執着しないで、足元を見つめよう」という言葉、「ちょっとした勇気」で紹介されている「「冒険の日」を設けませんか?」という言葉は、大人にも参考になる言葉でした。
まとめ
本書で紹介されている事は、ある意味「当たり前」の事かも知れません。
- 「思いやり」と「優しさ」で人と接する事の大切さ
- 「勇気」をもって前向きに行動する事の大切さ
- 「誠実」に生きる事の大切さ
そういう子供の時にしっかり理解して欲しい内容を、わかりやすく教えてもらえる作品だと思います。
30分~1時間程度で読めるボリュームなので、一度読んでいただけたらと思います。
そして、家族みんなで内容を話して欲しいと思いました。
また、他にも宇佐美さんの作品「あなたはあなたのままでいい」を紹介していますので、ご参考にしていただければ幸いです。
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