
子供との距離感について、どういうふうに考えておられますか。
私は、幼稚園の入園式の時の園長先生の挨拶が印象に残っています。
- 乳児の時は、抱きしめて離すな。
- 幼児の時は、手をつないで離すな。
- 少年、少女の時は、目を離すな。
- 青年の時は、心を離すな。

幼稚園の時は、いつも手をつないで歩くようにしていました。
小学校に上がると子供達にも友達との時間が出来て、一緒に歩くことは少なくなりましたが、いつも見守るようにしていました。
中学校に上がって、高校生になっても、挨拶と声掛けは忘れないようにしようと思っています。
子供の成長は本当に嬉しい事ですね。
でも、小さい時には、いつも私たちを見てくれた子供達が、友達と一緒に遊び、友達との話ばかりしていると寂しく感じる事はありませんか。
子供の成長は、嬉しい、でも、子供との距離感に寂しさを感じる事がありますよね。

そんなお母さん、お父さんを癒してくれる本をご紹介します。
絵本作家の「こばやしれいか」さんの「手にこめたおもい」です。
癒やされる絵と心に「すっと」入ってくる文章を読むと、心が「ほっこり」と温かくなります。
「嬉しさ」と「寂しさ」を上手く表現されている絵本作家の「こばやしれいか」さんの「手にこめたおもい」は、5分で読めるくらいの、ボリュームの本です。
こんな人におすすめ
○子育てにちょっと疲れているお母さんやお父さんに、おすすめさせていただきます。
子供の純粋さを改めて感じて、気持ちが楽になるかな。と思います。
○子供が、お友達と良く遊ぶようになって、ちょっと寂しさを感じているお母さんとお父さんに、おすすめさせていただきます。
自分の気持ちの持ち方が、わかると思います。
今回ご紹介する本
私は、「Amazon kindle unlimited」の読み放題で読みました。Amazon kindle unlimited会員の人、読み放題プランに興味のある人は、「Amazonで見る」からご確認ください。
本の内容
男の子とお母さんの日常を描いた作品です。
元気な男の子とお母さんが、一緒に公園で遊んでいる姿が、本当に微笑ましいです。
好奇心旺盛で、チャレンジ精神のある男の子の行動に、お母さんは「嬉しさ」と「寂しさ」の両方を感じていきます。
その「嬉しさ」と「寂しさ」を、二人の「手」で表現されている作品です。。
「あぁそうだな」と共感する事が沢山あって、そして、子供の成長の喜びを感じる事が出来る作品です。
まとめ
この本で表現されている「子供の成長の喜び」と、「子供が親から離れていく寂しさ」には、共感出来ます。
そして、読んだ後に「それで良いんだよ」と言ってもらえるような絵本で、読むと今の自分の気持ちに安心出来ると思います。
子供の成長に応じた親としての距離感の大切さ。をこれからも意識して、見守っていきたいと思いました。
癒やされる絵と温かい物語を読んで、みなさんにも「ほっこり」温かくなっていただきたいです。
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