
東京ディズニーランドのアトラクションやパレードは、本当に沢山の思い出を残してくれます。
そして、東京ディズニーランドの思い出と言えば、アトラクションやパレード以外にも沢山あります。
- 「アトラクションにどういうルートで行こうか」家族で悩んでいた時に、キャストさんから声を掛けてくれて、行きやすいルートを教えてくれた事。
- アナとエルサのフロートの前で、パレードを見たかった娘たちのために、キャストさんが丁寧に場所を教えてくれた事。
- トムソーヤ島で、親が疲れて休んでいた時に、キャストさんが娘たちと一緒に遊んでくれた。
- 友達から貰った手袋を無くした時に、後日メッセージ付きで、家に手袋が届いた事。等
東京ディズニーランドのキャストさんの対応は、アトラクションやパレードと同じくらいの感動がありました。
パレード待ちの場所や、レストランの美味しいお店は、キャストさんに聞くと本当に丁寧に教えていただけますし、迷ったり、悩んだりしている時には、すぐにキャストさんが声を掛けてくれます。
東京ディズニーランドの良さはキャストさんの心温まるゲストサービスがあるおかげと思います。

そんな東京ディズニーランドで本当にあったエピソードが、紹介されている本があります。
「ディズニーランドで本当にあった心温まる物語」は、東日本大震災で親御さんを亡くした子供達に、東京ディズニーランドのパスポートをプレゼントする事を目的に、出版されたそうです。そんなキャストさんの思いを改めて感じて心が「じーん」とします。
ディズニーの元キャストさんが夢と魔法の国の素敵なエピソードをまとめられた「ディズニーランドで本当にあった心温まる物語」をご紹介します。
こんな人におすすめしたい
東京ディズニーランド好きの人におすすめしたいと思います。そして、東京ディズニーランドの事をあまり知らない人にも、心温まるエピソードを知っていただくと、必ず感動していただけると思います。
サービス業の人で、指導する立場の人にもおすすめします。
ディズニースピリッツは、必ずサービス業の人には、得るものがあると思います。
今回ご紹介する本
私は、「Amazon kindle unlimited」の読み放題で読みました。Amazon kindle unlimited会員の人、読み放題プランに興味のある人は、「Amazonで見る」からご確認ください。
本の内容
東京ディズニーランドのキャストを卒業した人や、東京ディズニーランドに感動したゲストさんの本当にあった、ハートフルストーリーが26エピソード紹介されています。
本書作成のきっかけは、東日本大震災で親御さんを亡くした子供達に、東京ディズニーランドのパスポートをプレゼントする事を目的に、出版されており、その印税は全て、その子供達のパスポート代に使われているそうです。
「本を出版し、自分たちを育ててくれた東京ディズニーランドのパスポートを子どもたちに贈ろう」という呼びかけに賛同したキャストの卒業生の人たちが、胸に大切にしまっていた、とっておきの物語が紹介されています。
キャストさんのお話もゲストさんのお話も、その一つ一つの話が、温かくて、心が「じーん」と感動する物語ばかりです。
まとめ
私が特に感動した物語は、ディズニーランドが開園した頃のエピソードです。
アメリカからディズニースピリッツを教えに来ていた人から、学んだ事が紹介されていました。
着物の人へどういうふうに対応したらいいか。について対応方法を検討していた時のエピソードです。
日本のキャストさんは、お客さまに前もって、「濡れるかも知れないので、気をつけてくださいね」と伝える事を考えていました。
でも、アメリカの指導する人は、「君たちが考えていたようなことをサービスというのなら、それはディズニーのサービスではない。「免責のサービス」だ 。僕らはどのような事情をお持ちのお客様であっても、このパークの中では、誰もが子どもの頃のように何の心配もなく、自由に夢の時間を楽しめるようにしたい。それが、僕らが掲げるポリシー「すべてはお客様のために」のはずだ」と一喝されたそうです。
私も「なるほど、前もってお伝えしたら、もし濡れた時に、言い訳が出来るなぁ」と思ったのですが、ディズニースピリッツでは、「それは、アトラクションに乗せないための相談をしているだけであって、「最幸」のゲストサービスでは無い」という事でした。
驚きましたし、本当にディズニーのサービスは、凄いと思いました。
開園した時から受け継がれているディズニーのゲストサービス。本当に読んで、感動しました。
他にも沢山の心温まるエピソードがまとめられていますので、読むと東京ディズニーランドの事がますます好きになる本です。
ディズニー好きの人に、これからディズニーに行こうと思っている人にも、おすすめしたいと思います。
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