
仕事でも、日常生活でも人生は、悩みがつきものですね。
そして、悩みを解決できず、いつまでも抱え込んでしまうと精神的にもしんどくなって、どんどん落ち込んでいってしまいます。
今回は、悩みに前向きになれる「仕事と人生を豊かにするアランの言葉」がまとめられている本を紹介したいと思います。
アランは、20世紀の哲学者で本名は、エミール=オーギュスト・シャルティエです。
そのアランの著書「幸福論」をマンガで、ポイントを絞ってわかりやすく紹介されているのが、「マンガで身につく幸福論」です。
雑誌編集者として働いている「内海さん」の仕事、家族、友人関係の悩みを、同僚の男性で、アランの幸福論を愛読している「霧山さん」が、アランの言葉を紹介して、悩みを解決していく物語です。
「仕事と人生を豊かにするアランの言葉」は、社会人にとって、とても身近な悩みを解決する言葉だと思います。そして「その言葉を中心に進む物語」は、一つ一つのエピソードが大変参考になります。

また、哲学書が苦手な人にも、マンガで「幸福論」のポイントが絞ってあるので、1時間もかからず読む事が出来て、そしてわかりやすいです。
そんな「仕事と人生を豊かにするアランの言葉」がマンガで紹介されている「マンガで身につく幸福論」をご紹介します。
こんな人におすすめ
〇アランの「幸福論」に興味のある人に読んでいただくと、「幸福論」の概要がわかると思います。
〇仕事や日常生活に「悩み」を抱えている人に読んでいただくと、「悩み」に対して「どんな気持ちでいたら良いのか」がわかって、内面にある精神的な部分がスッキリすると思います。
〇実際に「うつ病の人が職場にいる」、「親子関係で悩んでいる人」等に読んでいただくと、本書の内容に共感出来て、悩み解決のの気付きになると思います。
今回ご紹介する本
私は、「Amazon kindle unlimited」の読み放題で読みました。Amazon kindle unlimited会員の人、読み放題プランに興味のある人は、「Amazonで見る」からご確認ください。
「マンガで身につく幸福論」の内容
雑誌編集者として働いている「内海さん」の仕事、家族、友人関係の悩みを、同僚の男性の「霧山さん」から紹介された「アランの言葉」によって解決していくストーリで、「幸福論」の概要がわかる内容です。
幸せ
「大きな仕事をしたい。」と思っていても、小粒の記事ばかり担当になる事に苛立ちますが、その時にある幸福論の言葉が、ある取材をとおしてわかり、「幸せ」はどんな時に感じるのかを知ります。
意志力
「良い記事を書きたい。」という思いがあります。その時に良い記事を書けそうなネタを担当しますが、取材をすると「良い記事になりそうにない」と感じて、投げ出しそうになります。
そんな時にある幸福論の言葉を、その取材をとおしてわかり、「意志力」の大切さを学びます。
行動
自分のやりたくない仕事に前向きになれない時に、幸福論の言葉を、子供の前向きな行動で実感して、子供の時は、どんな事にも熱中して行動していた事を思い出して、行動する事の大切さを思い出します。
憂鬱
うつ病の後輩のために、何かしてあげたいと考えて、幸福論から学んだ「憂鬱」を吹き飛ばす言葉で励ましてあげます。
愛情
障碍を持っている子供に対して、厳しく教えている母親に、不審感を抱いていましたが、幸福論の言葉をとおして、母親の「愛情」に気付きます。
喜び
同期の女性の結婚を素直に喜べない時に、幸福論の言葉をとおして、「喜び」のつながりを学びます。そして、内海さんは、新しく入った後輩に幸福論で、アドバイス出来るようになります。
まとめ
前半の仕事に関する、アランの幸福論の言葉は、社会人として大変参考になる言葉ばかりです。
そして、後半のうつ病の話、家族の話になると、胸の奥が熱くなるほど、感動しました。悩みに対する具体的な方法と考える事も出来ますが、どちらかと言えば、「読んだ後、幸せな気持ちになって、スッキリする。」という本だと私は、感じました。
また、この本をきっかけに、哲学書としての「幸福論」にも興味が出ました。
物語に登場する内海さんと霧山さんの頑張ってる姿も、マンガのストーリーとして、面白かったです。
「幸福論」の「仕事と人生を豊かにするアランの言葉」がどんな人にもわかりやすくて、社会人にとって大事な事が沢山紹介されていますので、沢山の人におすすめします。
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