HSPという言葉は、広く認知されてきていると思います。
HSPとは、とても繊細で敏感な気質の持ち主のことで、家庭や職場での何気ない言葉や態度に、敏感に反応して場合によっては、深く傷ついてしまう人です。
- 遠くで誰かが�られていると、自分のことのようにドキッとする。
- 過去のささいな失敗をいつまでも気にして、引きずってしまう。
- つねに他人に迷惑をかけないように神経をとがらせている。
HSPの人だけが傷つきやすいかというとそうではなく、内向的な性格の人や、心に大きな傷を負った経験がある人も、同じように他人の言動や行動に敏感になって、傷つきやすいと思います。
今回ご紹介する本は、HSP専門キャリアコンサルタントの「みさきじゅりさん」の「とても傷つきやすい人が無神経な人に悩まされずに生きる方法」をご紹介します。
みさきじゅりさんご本人もHSPで、子どもの頃から周りの人にわかってもらえない。と感じていた人です。
そして、HSPというのを知って、HSP研究の第1人者の「エレイン・アーロン博士」の専門家認定プログラムを日本人で初めて修了したHSP専門のカウンセラーです。
本書は、HSPの人だけでなく、傷つきやすい人が自分らしさを活かしながら、家庭や職場の人たちとのお付き合いで傷つかないようにする方法がまとめられています。

自分の気質を悪い方に捉えて、心が病んでいる人に読んでいただいて、心を軽くしてほしいと思います。
こんな人におすすめ
- もしかしたら自分はHSPかもしれない。
- 内向的な性格で、他人の言葉や態度で傷つくことが多い。
- 子どもの時に心に大きな傷を負ったことで、上手く人と付き合えない。
など、家庭や職場でギクシャクしてしまったり、周りの人と分かり合えない。と悩んでいる人におすすめします。
特に、傷つくことに悩んで、心が病んでいる人に読んでいただくと、心が軽くなると思います。
今回ご紹介する本
本の内容
HSP専門キャリアコンサルタントのみさきじゅりさんが、沢山の相談を受けてきた経験を踏まえた、傷つきやすい人へのコンサルティング内容がまとめられています。
本書の内容は、HSPの人だけではなく、あらゆる傷つきやすい人に向けた内容です。
HSPの気質が無くても、内向的な性格で感受性が強い人もいらっしゃると思います。そんな人にも参考になる内容です。
社会には、感受性が強すぎて傷つきやすい人と、それとは逆に「無神経な人」も存在します。
傷つきやすい人は、そんな無神経な人との接し方を知らないから、自分を追い込んで、心が病んでしまっていると思います。
本書を読んでいただくと、無神経な人との付き合い方を身につけて、自分らしさを活かしつつ、社会生活で傷つかないようになれると思います。
第1章、「傷つきやすい」には、理由がある。
HSPのチェックリストなどで、自分の気質を知ることから始めます。そして、心が傷つくパターンを理解して、今までの行動を振り返って、自分らしさを知ることが出来るようになれます。
第2章、傷つく前に「距離をとる」
無神経な人との関係性を客観的に整理する方法を身につけられます。物理的な距離感、心の距離感の考え方を知って、自分の安心する世界を知ることが出来ます。
第3章、無神経な一言から心を守る
具体的な10事例を元に、「傷つきやすい人」の思いと「無神経な人の考え方」がまとめられています。特に職場での嫌な思いに対する対処法がわかります。
第4章、自分らしく生きていく幸せ
具体的な12事例を元に、自分が安心する言葉が紹介されています。心が満たされる魔法の言葉を知って、心から理解してくれそうな人に、伝えてみて欲しいです。
きっと、自分らしく幸せな生き方が出来るようになると思います。

日本のHSP研究者の第1人者のみさきじゅりさんの思いがこもった本なので、傷ついて心が病んでいる人の参考になると思います。
まとめ
HSP専門キャリアコンサルタントの「みさきじゅりさん」の「とても傷つきやすい人が無神経な人に悩まされずに生きる方法」をご紹介しています。
HSP専門キャリアコンサルタントのみさきじゅりさんが、沢山の相談を受けてきた経験を踏まえた、傷つきやすい人が幸せに生活するためのバイブルだと思います。
「もしかしたら自分はHSPかもしれない。」「内向的な性格で、他人の言葉や態度で傷つくことが多い。」という人に読んでいただくと、無神経な人との付き合い方が身について、自分らしさを活かしながら、社会生活で傷つかないようになれると思います。
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