【社会人におすすめの本】世界から見た日本、一番他人にやさしい国

「世界で一番他人(ひと)にやさしい国、日本」1.素晴らしい人の教え
「世界で一番他人(ひと)にやさしい国、日本」
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改めて「日本人」と言えば、どんな印象をお持ちですか。

礼儀正しく、他人に親切で、時間に正確、そして約束を守る。等、他人に対して優しさと配慮が出来る国民性があると思います。外国からの人にも「おもてなし」が出来る国だと思います。

また、優柔不断で、感受性が高くて、どちらかと言えば、「自己主張が下手」な一面もあると思います。「NOと言えない日本人」という損をする一面もあるように思います。

新型コロナウイルスに立ち向かって2年目の年です。新型コロナウイルスに立ち向かっている最前線の医療従事者に対して、「優しさと心のこもった配慮」が出来ているのでしょうか。

新型コロナウイルスに立ち向かっている医療従事者の事より、毎日の娯楽を優先させている人も多くいるように思います。東京オリンピック開催に向けて、国民が一致団結しているようには思えません。

それ以外にも、連日のニュースでは、政治家や官僚の不祥事や虐待等のあまり好ましくない事件が報道されています。最近は、日本人としての誇らしさを感じる機会が少なくなっているように思います。

そんな時だからこそ、改めて日本人の良さを知りたいと思われる人に「世界で一番他人にやさしい国、日本」という本をおすすめします。

本書は、イタリア半島にあるサンマリノ共和国の駐日大使の「マンリオ・カデロ」さんが、日本の素晴らしさを紹介されている作品です。また、後半は、マンリオさんとも親交がある評論家の「加瀬英明」さんが日本の事を紹介されています。

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私は、本書を読んで、改めて「日本の素晴らしさ」、「日本人の優しさ」を感じましたので、「日本人の生まれた事が嬉しくなり、誇らしく感じる事」が出来ました。

そんな日本人は、素晴らしいと改めて思える「世界で一番他人(ひと)にやさしい国、日本」をご紹介します。

こんな人におすすめ

日本の事をもっと知りたい。という人におすすめします。

〇日本人の礼儀、思いやり、優しさ、おもてなしの心

〇日本の神道の素晴らしさ 等

日本っていい国なのかな。と不安に思っている人にもおすすめします。

日本人の良さが改めてわかるので、嬉しくなります。

今回ご紹介する本

本の内容

日本を訪れて40年以上になる駐日大使のマンリオさんが、日本の素晴らしさを紹介されている作品です。

  • 国民が親切で、笑顔を絶やさず、他人を思いやる、やさしい国
  • 日本人は自己を強く主張せず、いつも他人に対して謙虚。
  • 日本の製品、日本人が使う人を思いやって、精根を込めてつくるから、品質が高く、世界中で評価されている。
  • 日本の神道は、世界中の宗教のどれとも違い、日本人の思いやり等を育てている素晴らしい考え方である。

日本人が自国の正しい歴史を学ばずに、アメリカ主体の考え方の教育により、日本人らしさを失っている事。確かに先の戦争は、悪かったが「戦争」が悪いのであって、靖国神社の戦没者まで悪者扱いする必要はない。等、日本に対する歴史認識に対する見解も示されています。

また、後半は、マンリオさんが紹介されている内容をもっと具体的に加瀬さんが紹介されていますので、より深く理解する事が出来る作品です。

まとめ

日本の良さを再発見する事が、出来て嬉しかったですし、日本人らしさを失わなければ、子供達の時代も楽しく暮らしていけそうに思えたので、本当に良かったですし、安心しました。

ただし、日本の多くの若者が軽薄なアメリカ消費文化に憧れて、アメリカに心を奪われてしまっているのは、嘆かわしい。という事に警鐘も鳴らしておられました。

「アメリカ追従」も行き過ぎると、日本人らしさを失う事につながると紹介されています。

アメリカに憧れる気持ちは否定しないのですが、「日本の歴史」「日本の文化」の重要性をみんなが理解する事も大事な事だと改めて、感じました。

「靖国神社参拝も、戦没者供養として、大事な事。」と紹介されていましたし、「日本の政治に対しての見解」も記載されていますので、苦手な人もいるかも知れませんが、全般的には日本人として、「日本人の誇り」「おもてなしの気持ち」「礼儀正しさ」等を改めて感じられる作品で、ためになる作品だと思います。

(参考)マンリオ・カデロさんと同じように「アメリカの追随の超消費者社会」に警鐘を鳴らしておられた「ホセ・ムヒカさん」の本もご紹介します。

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