
人生は山あり谷ありで、上手くいかないことも沢山あります。「なぜ、自分だけこんな目にあうのか。」と世の理不尽に嘆いている人は、結構多いのかも知れません。
私も本を読むまでは、自分が思っていたような結果が出なかった時に、すぐイライラしてしまい、少しのことで怒りっぽくなっていたと思います。
でも、沢山の本を読んで、現実の受け止め方、人生の考え方次第で、「穏やかに生きていける」ということに気付きました。

今回ご紹介する本も、人間の本質を的確に捉えた作品で、「人生の生き方」「悩み解決」の参考になる本です。
今回ご紹介する本は、「佐藤愛子さん」の「人間の煩悩」です。
本作品は、作家でエッセイストの佐藤さんの過去の作品から「これはいい」と思える文章をまとめて、1冊の本にしたエッセイ集です。
人生は、「なぜ、自分だけこんな目にあうのか。」と思うようなことが沢山起こって、あらゆる煩悩に悩まされると思います。
そんな悩みには、波乱万丈な人生を生きてきた当時九十二歳の佐藤愛子さんの言葉は、とても参考になります。
「逃げずに受け止めることが道を拓く」という佐藤愛子さんの「人生の生き方」が、みなさんの「人生の生き方」「悩み解決」に良い薬になって、これからの人生に良い効能になると思います。
「人生の生き方」に悩んだ時に読んで欲しい佐藤愛子さんの「人間の煩悩」を読んだ感想をご紹介します。
こんな人におすすめ
- 最近、上手くいかないことが多くて、気持ちが滅入っている。
- 子どものこと、夫婦のことで、悩んでいる。
- これからの人生に不安を感じている。
等、心の中にモヤモヤしたものがある人に読んでいただくと「そう言えばそうか」と共感出来ることがあって、気持ちがスカッとすると思います。
今回ご紹介する本
本の内容
佐藤愛子さんの小説やエッセイの中から、「これはいい」と思える文章を抜粋して1冊の本にまとめられた作品です。
「人間の煩悩」に編集されている物語やエピソードは、40年前や50年前のエピソードもあり、編集当時のエッセイなどもあり、正に佐藤愛子さんの歴史が垣間見えるエッセイ集です。
「逃げずに受け止めることが道を拓く」と喝破される佐藤さんの作品には、どんな苦労があろうとも元気に生きていく。複雑な現代社会を生き抜くコツ。等が沢山紹介されています。
- 第1章「人間とは」
- 第2章「人生とは」
- 第3章「男と女とは」
- 第5章「あの世とは」
- 第6章「長寿とは」

「佐藤愛子さんはどんな人やろ」「佐藤愛子さんの本は、どんな作品があるのかな」等、興味のある方にもおすすめしたいです。
本を読んだ感想
佐藤愛子さんの本を読むのは初めてで、恥ずかしながら佐藤愛子さんのことも良く知らなかったのですが、本作品で良くわかりました。
- 佐藤愛子さんの作家仲間や友人のエピソードが、とにかく面白かったです。
- 人間の本質を見抜いている感覚がすごくて、今の世の中では浮いてしまうかも知れませんが、私は共感出来ることが多くて、参考になりました。
- 私が一番感じたのは、「くよくよしないで苦労を楽しもうと思ったら良い」「泥臭くても自分らしく、生きている方が良い」ということです。
- 悩んでいることが「思ったより小さいことかな」と読んだ後に思えるような作品だと思います。

佐藤愛子さんの他のエッセイも読んでみたいと思いました。
まとめ
「九十歳。何がめでたい」で有名なエッセイストで、作家の佐藤愛子さんの「人間の煩悩」は、読むととにかく前向きになれる作品だと思います。
佐藤愛子さんの作家人生の歴史が感じられて、「人間の本質」が言葉で表現されていて、「人生の生き方」の参考になる作品です。
老若男女、沢山の人に読んで欲しいと思います。

「逃げずに受け止めることが道を拓く」という佐藤愛子さんの言葉で、元気に人生を生きていきませんか。
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