【学生におすすめの本】高校生向け、勉強の悩みを解決する考え方

「手紙屋」4.子育て、学校生活
著者「喜多川泰」作品名「手紙屋」
HT
HT

現役の高校、そして、子供が高校生の親御さんも「勉強」や「進路」について、悩んでいる人は、多いのではないでしょうか。

  • 勉強は苦手だから、やりたくないし、何のために勉強しないといけないのか、わからない。
  • 将来のために勉強して欲しいけど、どう伝えたら勉強してくれるのか、わからない。
HT
HT

何のために勉強するんだろう?

何のために大学に行くんだろう?

と悩んでいる高校生の人は多いと思います。

「勉強」について、「進路」について、悩んでいる親子におすすめしたい本があります。

喜多川泰さんの「手紙屋」です。

進路に悩む女子高生が、十通の手紙から、勉強の本当の意味や勉強の面白さに気付いていく作品で、勉強の大切さがわかる物語です。

  • 勉強しないといけないのは、わかってはいるけど、やる気が出ない。
  • 就職したら良いのか。大学に行った方が良いのか。よくわからない。

という高校生にとって、共感出来る内容が沢山紹介されている作品です。

同じ悩める高校生が主人公の物語「君と会えたから」の作者「喜多川泰さん」の「手紙屋、蛍雪編」をご紹介します。

こんな人におすすめ

  • 勉強に前向きになれない高校生
  • 進路に悩む高校生
  • そして、そういう子供を持つ親御さんにおすすめします。

本作品は、進学塾の先生をしていた経験から、子供達の立場にたった的確なアドバイスがまとめられていますので、高校生やその親御さんの意識が変わって、悩みが自然と消えていくと思います。

今回ご紹介する本

本の内容

高校2年生の主人公「和花さん」は、夏休みに卒業後の進路について、考えていました。

  • 「大学に行きたい」と思えるほど、「自分の将来」のイメージが出来ていない。
  • 大学に行きたいと思うのは、「大学に行って、遊びたいから」という理由くらいなので、勉強にやる気が出ない。
  • 結果的に勉強が出来ていないので、「大学に行けるような成績」ではない。
HT
HT

和花さんは、「大学に行く」というのは魅力的だと感じていても、「学力の問題」「受験の壁」を感じていました。

  • 大学に行きたいけど、実力が上がらない。
  • 努力しないと学力が上がらないのは、わかってはいるけど、勉強する気になれない。
  • 就職も悪くないけど、あえてやりたい事も見つからない。

という悩みを抱えながら、夏休みを過ごしていた時に、お兄さんから「手紙屋」の事を聞きます。

お兄さんの人生を救ってくれた手紙屋に興味を持って、和花さんも手紙屋に手紙を出します。

そして、手紙屋と和花さんとの十通の手紙のやり取りが始まります。

  • 1通目:勉強も1つの道具である
  • 2通目:学校で習うことだけが勉強ではない
  • 3通目:心の成長なくして、結果を手にすることはできない
  • 4通目:自分が生きる意味は、自分でつくっていける
  • 5通目:困難を可能にするのは「意志」の力
  • 6通目:成功するために必要なのは、方法ではなく行動だ
  • 7通目:家に帰ってから最初に座る場所で、自分の人生が決まる
  • 8通目:「何をやるか」よりもっと大切なことがある
  • 9通目:すべての教科が、人生を豊かにするきっかけになる
  • 10通目:今日一日の勉強が、将来の世界を大きく変える

和花さんは、手紙屋さんとのやりとりで、勉強の大切さがわかり、勉強をしたくてしょうがないくらいに気持ちが前向きになります。そして、その気持ちが継続するようになれました。

手紙屋さんの言葉で、和花さんは将来に向けて、自分の意志で一歩一歩進んでいくようになりました。

本を読んだ感想

手紙屋さんの言葉には、沢山の心に響く言葉がありました。

そして、和花さんの言葉からは、高校生の勉強に対する考え方が変わっていく様子もよくわかりました。

HT
HT

本書を読んで。私の中でも、勉強に対する考え方が変わりました。そんな私が子供達に伝えた言葉を本を読んだ感想として、ご紹介させていただきます。

5年後、10年後の自分をイメージして、今何が必要か。をしっかり持って、勉強の計画をたてると前向きに勉強をすることが出来ると思いましたので、まず、将来のビジョンを持って欲しいと伝えました。

中学2年生の三女には、自分の高校生活をイメージして、どんな高校に行きたいか、考えて欲しい。

高校1年生の次女には、将来の自分の生活をイメージして、大学に行く方が良いのか。就職した方が良いのか。考えて欲しい。と伝えました。

勉強は自分のためだけでなく、人の役に立つためにも大事だとわかりました。

子供達には、人の役に立つ。という事を難しく考えなくても良いので、将来一緒に生活する家族や、一緒の時間を過ごす友達や仕事仲間達が困っている時に助けになれるように、沢山の知識を身につけて欲しい。と伝えました。

HT
HT

他にも沢山の事を学びましたので、これからも子供達が悩んでいる時にアドバイスしていきたいと思います。

まとめ

喜多川泰さんの本を読むのは、3冊目です。

前に読んだ「君に会えたから」「賢者の書」も素晴らしい作品でしたが、「手紙屋、蛍雪編」は、特に高校生の子供達に向けたメッセージが紹介されていますので、親子で読んで欲しいと思いました。

  • 勉強に悩んでいる子供達が、自分で勉強の大切さに気付けると思います。
  • 勉強の悩んでいる子供に、親として的確なアドバイスが出来るようになれると思います。

勉強の大切さ、勉強の意味、勉強の面白さを学べる本当に素晴らしい本なので、沢山の人に読んで欲しいと思います。

参考に「君に会えたから」と「賢者の書」もご紹介します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました