曽野綾子さんは、御年90歳、作家人生70年の日本を代表する作家さんで、沢山のベストセラーを発行されています。
曽野さんの作品は、社会問題等の幅広いテーマに及んでいて、小説やエッセイなど沢山の作品があります。
最近の著書は、生き方や老いをテーマにしたエッセイが人気を集めています。
また、上皇后美智子さまとも親交がある人で、夫婦ぐるみのお付き合いだそうです。曽野さんの人柄も魅力のある人だと思います。

私は曽野さんの「孤独の特権」を読んだことがあります。職場での同調圧力に悩んでいた自分に「自分らしくそのままで良い」と言ってもらったように感じて、気持ちが楽になりました。
今回ご紹介するのは、曽野綾子さんの「人生の決算書」です。
2022年2月25日に発行された著書で、曽野綾子さんの小説とエッセイが両方楽しめる作品です。
日本を代表する作家さんの曽野綾子さんの今までに執筆された小説とエッセイの両方が楽しめる豪華版は、曽野綾子さんのファンの人にはたまらない1冊だと思います。
社会問題、生き方や老いをテーマにした物語とエッセイが楽しめる曽野綾子さんの「人生の決算書」をご紹介します。
こんな人におすすめ
曽野綾子さんの作品は、人身売買や臓器移植などの社会問題を取り上げた作品や、病気との向き合い方、生と死、人生の終焉などの生き方や老いを取り上げた作品があります。
本作品は、曽野綾子さんが書き綴ったテーマの全てが編集されていると思います。
曽野綾子さんをご存じの人にはもちろんおすすめしたいと思いますが、曽野綾子さんの作品を読んだことが無い人にも、「自分の人生にとって何かの気付きがある」と思いますので、おすすめしたいと思います。
今回ご紹介する本
本の内容
曽野綾子さんの小説とエッセイを両方楽しめる「豪華な文章の演奏会」と紹介されている作品です。
社会問題、生き方や老いをテーマにした小説やエッセイを多数発行されている曽野綾子さんの作品の集大成と感じる作品です。
本の帯に「人生に終わりがあることは、最大の幸福であることを忘れてはいけない」と紹介されています。
人生は山あり谷ありです。その人生において、何かを感じて、これからの人生の糧になるような気付きを発見出来る作品だと思います。
1.Essay序曲
本のタイトルにもなっている「人生の決算書」を含む2つのエピソードが編集されているエッセイです。
2.Novelタンブス荘の人々
海外のアパートで出会い住民の人との物語が、4話編集されています。
3.Essay間奏曲
生き方や老いをテーマにした5つのエピソードが編集されているエッセイです。
4.Novel掌で掬う人生
ショートストーリーの物語が41話編集されています。
5.Novelフィナーレ
不思議な人との出会いの物語が3話編集されています。

社会問題に対する考え方等がとても参考になりますし、ショートストーリーの小説を1話1話楽しく読み進めたり、本の帯で紹介されている「豪華な文章の演奏会」という言葉がピッタリな作品でした。
まとめ
曽野綾子さんの「人生の決算書」は、曽野綾子さんの小説とエッセイが両方楽しめる作品です。
曽野綾子さんの社会問題を取り上げた作品や、人生の終焉などの生き方や老いを取り上げた作品の中から、編集されています。
曽野綾子さんをご存じの人にも、ご存じない人にもおすすめしたい、曽野綾子さんの書き綴ったテーマの全てが編集されていると思います。
読んでいただくと、自分の人生にとって何かの気付きを感じていただける作品です。
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