- 普通は、会社の仲間とは、仕事中以外の時間でもコミュニケーションをとって楽しむもの。
- 普通は、会社の仲間との予定は、ワクワクして待ち遠しくなるもの。
- 普通は、友達や知り合いは沢山欲しい。と思うもの。

「普通」を気にして、「孤独」を上手く楽しめていない人が多いのではないでしょうか。
今回ご紹介する本は、「曽野綾子さん」の「孤独の特権」です。
私も同じように「普通の人達からの同調圧力」に悩んでいる人や、「一人でいることは、あまり良くないのかな」と悩んでいました。
でも、今回の曽野さんの「孤独の特権」等、「一人でいても良いんだよ」と言ってもらえる本や「上手に孤独と付き合う方法」等がまとめられた本を読んで、「自分らしさ」を肯定出来るようになりました。
本作品は、曽野さんのエッセイで、曽野さんの生き方や考え方に触れられる作品なので、どんな人でも共感出来ることや、自分の生き方の参考になることがあると思います。
「自分らしく生きる」参考になる曽野綾子さんの「孤独の特権」を読んだ感想をご紹介します。
こんな人におすすめ
- 会社の同僚の行動が「同調圧力」に感じている人
- 「孤独」って悪い事なのかな。と考えている人
に読んでいただくと、曽野綾子さんの琴線に触れられて「今の生き方でも良さそう。」「こういうふうに考えたら良いのか」等、「自分らしく生きる」参考になると思います。
今回ご紹介する本
本の内容
「孤独の特権」を一つの目標として生きていくためにまとめられたエッセイ集です。
1文で語られているエピソードもあれば、長文で語られているエピソードもあります。
- 第1章「人生の風景が変わる場所」
- 第2章「清々しい心持ちで生きる」
- 第3章「人生の醍醐味」
- 第4章「弱さという名の強さ」
- 第5章「孤独の中に宝がある」
私の曽野綾子さんの印象は、どちらかと言えば、上手に生きるというより、頑なに自分らしく生きている。という感じです。
その曽野綾子さんが、「自分らしく生きる」ということを沢山の言葉や物語で表現されているエッセイ集です。

曽野綾子さんの琴線に触れながら、のんびりと読める本です。
本を読んだ感想
短い文章と長文が上手く混在したエッセイ集で、心地いい緩急を感じながら読み進めました。
- アフリカやインドの素晴らしい文化や考え方から日本人が学べること。
- キリスト教の教えから、生きるうえでの大切なこと。
- 死や生についての、曽野綾子さんの考え方。
- 素朴に今を純粋に生きる大切さ。
- 孤独でいる時間の大切さ、人間の本質は孤独であること。
- 年齢に応じた生き方や考え方。
等、曽野綾子さんの多彩な表現に惹きつけられながら、「なるほど、そういう考え方か」と学び、沢山の考え方に共感出来た本でした。

フラットな精神状態で、ずっと読める本でした。
まとめ
「孤独」や「人生」についての自己啓発本は、沢山あると思いますが、そういう堅苦しい本ではなく、曽野綾子さんが沢山の本の中から「孤独の特権」について、編集したエッセイ集という感じの本です。気軽な気持ちで読んでいただきたいと思います。
読んだ後に「人生って楽しい」「思ったよりなんとかなるものだ」「これからはこんな事も始めたい」等思う事が出来ると思います。
曽野綾子さんの「孤独の特権」は、これからの「自分らしい生き方」の参考になると思います。
コメント