
新しい事にチャレンジするのは、結構なエネルギーが必要だと思います。
「失敗しても良いから」「気楽にやってみて」と周りの人は言いますが、「わかっていても不安になりますし、不安を通り越して恐怖を感じる」事もあると思います。
不安を感じながらも「新しい道に踏み出し、変化に適応しながら、運命を変えるツールを教えてくれる本」があります。
人生の教科書としておすすめしたいスペンサー・ジョンソンさんの「迷路の外には何がある?」です。
同じスペンサー・ジョンソンさんの作品で、「チーズはどこへ消えた?」は、人生の苦難に対処するための方法がわかりやすく書かれている作品です。
私も仕事の事、子育ての事などで悩んだ時に、変化を恐れず、チャレンジ出来たのは、「チーズはどこへ消えた?」を読んだおかげです。
そのスペンサー・ジョンソンさんの「チーズはどこへ消えた?」の続編として描かれているのが、「迷路の外には何がある?」です。
「チーズはどこへ消えた?」は、人生と仕事における変化に適応する道を示した作品です。
「迷路の外には何がある?」は、新しい道に踏み出し、変化に適応しながら、運命を変えるツールを与えてくれる作品です。
「チーズはどこへ消えた?」を読んだ人におすすめしたい「迷路の外には何がある?」をご紹介します。
こんな人におすすめ
新しい変化に不安を感じて、なかなか前に踏み込めない人におすすめしたいです。
「一歩踏み込めない時に、どうすれば良いのか」を教えてくれる作品です。
今回ご紹介する本
本の内容
「チーズはどこへ消えた?」は、迷路でチーズを探し回っていた2匹のネズミの「スニッフ」と「スカリー」と二人の小人「ヘム」と「ホー」の物語です。
迷路の中に豊富にチーズがある場所があったので、そこを中心に生活していましたが、その場所から、突然チーズが消えました。
「スニッフ」と「スカリー」そして「ホー」は迷路の中へチーズを探しに行きました。
でも、「ヘム」は、チーズを探しに行きません。そんな「ヘム」に「ホー」が、変化に適応する考え方のメッセージを残しながら、チーズを探すお話です。
「迷路の外には何がある?」は、チーズを探しに行かなかった「ヘム」のお話です。
自分の居場所を堅持して、ずっと待っていれば、事態は好転する。と信じて、チーズが消えた場所から動かない「ヘム」は、自分を置いていった「ホー」に苛立ち、「どうして一緒に行かなかったのか」と悩みます。そして「家にこもっているだけではだめだ」と気づき、チーズを探しに行きます。
でも、「ヘム」のチーズを探す旅は、なかなかうまくいきません。
そんな中、別の小人「ホープ」に出会います。そして、「ホープ」から「思い込みを捨ててやってみれば良い」と教えてもらいます。
最初は、何を言っているのかわからなかった「ヘム」も、「信念」をコントロールする大切さを学びながら、「ホープ」と一緒にチーズを探す旅を続けます。
そして、新しい世界に踏み込んで行きます。
まとめ
「チーズはどこへ消えた?」は、「ホー」の変化へ適応する考え方の本でした。
でも、あるセミナーの中から「ヘムはどうなったの?」という質問があったそうです。
「ホー」のように、みんながすぐに、変化を恐れずに前に踏み込めるわけでは無いと思います。
さらに言うなら、「ヘム」のように「新しい変化に踏み込めない、前向きになれない時にどうすれば良いのか」を知りたいと思う人が多いと思います。
本書で、「ヘム」と「ホー」そして、「スニッフ」と「スカリー」の冒険が終わって、「チーズはどこへ消えた?」シリーズが完成しました。
また、本書には、スペンサー・ジョンソンさんが晩年、すい臓癌で、闘病していた時に書いた手記も紹介されています。
「私の腫瘍への手紙」は、「こんにちは、腫瘍さん」から始まる手記です。
スペンサー・ジョンソンさんの癌に対する考え方を知る事が出来、感動しました。
是非とも沢山の人に読んでいただければと思います。
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