- 「最近何をやっても、上手くいかない。がんばっても、報われない」と感じていませんか。
- そして、それが原因でイライラしたり、家族に対してキツイ言い方になっていませんか。
私も、子どもが小さい時に仕事が上手くいっていない時が重なって、ついつい子供達や妻にキツイ言い方になっている時がありました。

「子供達とどういうふうに接したら、子供達にとってプラスになるのか」 と悩んだ時がありました。
そんな時に読んだのが「マザーテレサ 愛の花束」でした。
マザーテレサさんは、カトリック教会の修道女にして、貧しい人達を救うための活動「神の愛の宣教者会」の創立者です。またカトリック教会の聖人でもあります。
私の愛読書を、「マザーテレサ 愛の花束」をご紹介させていただきます。
こんな人におすすめ
色々な悩みを抱えている人に、是非とも読んでいただきたいです。
人それぞれ色糸な悩みがありますので、必ず悩みの解決になるとは言いませんが、マザーテレサの琴線に触れる事で、気持ちが明るくなれると思います。
今回ご紹介する本
「マザーテレサ 愛の花束」の内容
マザーテレサの考え方、思いなどが、短い文章で読みやすく紹介されていますので、読んだ人みんなにマザーテレサの素晴らしさを感じる事が出来ます。
- マザーテレサと愛を学ぶ
- マザーテレサのおこないに愛を学ぶ
- マザーテレサの言葉に愛を学ぶ
- マザーテレサの生涯に愛を学ぶ
- マザーテレサの祈りに愛を学ぶ
マザーテレサの本は沢山出版されていますが、本書は「マザーテレサが生前行った事。マザーテレサが考えていた事。」がわかりやすく、日常生活のシーンで「どんなふうに実行できるか」が紹介されています。
そして、後半には、マザーテレサの人生が紹介しています。
マザーテレサをご紹介します。
1910年8月26日誕生し、1997年9月5日に亡くなりました。享年87歳です。
マザーテレサは、インドのコルカタで貧しい人々のための活動を行い、「神の愛の宣教者会」を創立します。
「神の愛の宣教者会」は、「飢えた人、裸の人、家のない人、体の不自由な人、病気の人、必要とされることのないすべての人、愛されていない人、誰からも世話されない人のために働く」事を目的としていました。
そして、「死を待つ人々の家」というホスピスを開設します。
インドでは、その当時路上で誰にも看取られず、亡くなっていく人が多かったそうです。
そのような人たちの最後を愛で包んで看取ってあげていました。
ホスピスや児童養護施設等のインドでの活動は、世界的に広がり、1979年にノーベル平和賞を受賞します。
私が救われた言葉をご紹介

私は本書で紹介されている「マザーテレサの言葉」に何度も救われました。
その言葉は、「本当のクリスマス」に収録されているマザーテレサの言葉として、紹介されています。
〇人は不合理、非倫理的、利己的です。気にすることなく、人を愛しなさい。
〇あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。気にする事なく、善を行いなさい。
〇目的を達しようとする時、邪魔立てする人に出会うでしょう。気にする事なく、やり遂げなさい。
〇善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。気にすることなく、し続けなさい。
〇あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう。気にすることなく正直で、誠実であり続けなさい。
〇あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう。気にすることなく、作り続けなさい。
〇助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。気にすることなく、助け続けなさい。
〇あなたの中の最良のものを、世に与えなさい。けり返されるかもしれません。でも気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。

この詩を読むとマザーテレサさんに「大丈夫、気にしないで良いよ」と言われているみたいで、「自分の悩んでいる事が小さい事に思えて、悩むような事では無いと思えます。
そして、「今自分がイライラする事ではないなぁ」という事に気づいて、いつもすっと落ち着きます。
まとめ
本書は、マザーテレサの素晴らしさだけが紹介されている訳ではありません。マザーテレサが出会った素晴らしい人たちの事も沢山紹介されており、その行動のどういうところが素晴らしいか、マザーテレサが説明しているエピソードが沢山あります。
そういうエピソードの一つ一つで、気持ちが温かくなります。
今、世界中で問題になっている「国家間、国家内の紛争の結果、移民になって満足に住むところも、教育も受けられない子供達」や、日本でも「親に虐待されている子供達」「いじめで命を落としている子供達」がいる今の世の中を、マザーテレサが一番憂えていると思います。
だからと言って、無理して大きい事をする事は無い。とマザーテレサは言っています。「身近な小さなことに、誠実に、親切に、心をこめることが大事です。」と教えられています。
これからも「自分なりに正しい」と思う事を「のんびりと実践」していこうと思います。
最後に以前「「子育て、職場・上司、対人関係のイライラを解消して、人に優しくなれる発送法」をご紹介していますので、合わせて参考にしていただければ幸いです。
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