【癒しの本おすすめ】読みやすい家族の愛情物語、切ない親子の愛情

「おおかみこどもの雨と雪」2.癒しの本
「おおかみこどもの雨と雪」
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「癒し」は、みんなそれぞれで違うと思いますが、沢山の人が「癒し」を感じる定番の「癒し」効果もあると思います。

私がおすすめしたい「癒し」は、優しくて素敵な家族愛の物語を読む事です。

いつもニコニコ笑っているお母さんと、そのお母さんの愛情いっぱいに育った子供たちが独り立ちするまでの心温まる物語です。

そして、お父さんは半人半獣で人間とニホンオオカミの血が混じった男性で、子供達は「おおかみこどもの雨と雪」です。

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細田守さんの映画は、日常生活とファンタジーが融合した作品で、サマーウォーズが有名だと思いますが、私は、細田守さんの映画の中では、「おおかみこどもの雨と雪」が一番好きです。

おおかみと人間の両方の血を受け継いだ、二人の子供を人間の女性が育てる作品です。その映画を優さんがマンガにしている作品「おおかみこどもの雨と雪」をご紹介します。

こんな人におすすめ

〇細田守さんの「おおかみこどもの雨と雪」を見たことがある人

〇コロナ疲れで「癒し」を求めている人

〇思春期の子育て中の人

優しいタッチの絵と心温まるストーリーで、優しい気持ちになれます。

今回ご紹介する本

私は、「Amazon kindle unlimited」の読み放題で読みました。Amazon kindle unlimited会員の人、読み放題プランに興味のある人は、「Amazonで見る」からご確認ください。

「おおかみこどもの雨と雪」のあらすじ

おおかみこどもの雪さんが、自分の半生を振り返る回想ストーリーで展開します。

母親は、「花さん」。

ご両親を早くに亡くして、アルバイトをしながら、大学に通っていました。

父親は、同じ大学で講義を受けていた男性です。その男性は、半人半獣で人間とニホンオオカミの血が混じった男性でした。

そして、二人は恋に落ちて、長女「雪さん」、長男「雨さん」が生まれます。

雨さんが生まれた後、突然、父の姿が見えなくなりました。

父親は、オオカミの姿のまま事故で亡くなっていました。亡骸を弔う事も出来なかったようです。

父が亡くなった後、花さんは一人で、ニホンオオカミの血を引く「雪さん」と「雨さん」を育てる事になります。

元気いっぱいの雪さん、おとなしい雨さんが、人間として生きていくのか、オオカミとして生きていくのか、「人でありながら、オオカミ」の二人の子供と人間の母親の家族の物語です。

まとめ

映画を見た後にこの本を読みましたが、ストーリー展開などは映画に忠実なので、原作を裏切らない作品です。

きれいで、優しい優さんの絵が、この作品にあっていて、読み終わった後は映画と同じくらい、もしくは、それ以上の感動がありました。

穏やかな性格の花さんが、ご近所の人の優しさに包まれながら、頑張って子育てをする姿は、とても感動します。そして、田舎に移住する事にも魅力を感じる作品です。

「おおかみこども」と言われると、すっと入っていけない人もいらっしゃるかも知れませんが、この作品は、真っ直ぐな家族が、自分たちの運命を受け入れて、頑張って生きていく作品なので、どんな世代の方が読んでも感動できると思います。

特に子育て中の人には、勇気と元気が出る作品なので、おすすめしたいと思います。

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