- 誰よりも頑張っているのに、その頑張りが報われない。
- 友達は、実力もないのに認められて、自分はいつもワリをくっている。
「世の中は不公平で、自分だけ不運だ」と不満を感じながら毎日を過ごしている人は少なくないと思います
実際に世の中は平等ではありませんし、頑張った事が正当に認められないという不公平さもあります。
だからこそ、「自分だけ不運で、毎日嫌になる」という気持ちに折り合いをつけて、「今の状況から、また頑張ろう」と思えるようになる事が大事だと思います。
グチばかりいっている自分とさよならして、不公平な現実を受け入れられるようになれる作品があります。
心理カウンセラーの山崎理恵さんの「物語セラピー、フコウヘイだっ!(自分だけ不運だというあなたへ)」という作品です。
「やりたいこと」と「我慢」と「おりあい」のバランスの大事さがわかり、気持ちが落ち着いて、前向きになれる作品です。
こんな人におすすめ
〇自分だけ不運だ。と感じている人
〇世の中は不公平で、自分だけ不運だ。と感じている人
「自分だけが不運」から「大変なのは自分だけではない」と思えて、不公平な現実におりあいをつけて、前向きになれると思います。
今回ご紹介する本
私は、「Amazon kindle unlimited」の読み放題で読みました。Amazon kindle unlimited会員の人、読み放題プランに興味のある人は、「Amazonで見る」からご確認ください。
「物語セラピー、フコウヘイだっ!」の内容
「自分だけ不運だ」と思っている人に向けた「物語セラピー」です。
「自分だけ不運だ」と思っている小学生の男の子が主人公の物語です。
その男の子の、お母さんは三年前に突然駆け落ちして、家から出ていっています。
それが、きっかけで妹は、赤ちゃん返りして、目が離せない状況です。
そんな境遇の男の子の再生の物語です。
本を読んだ感想
男の子の境遇に最初びっくりしてしまいましたし、それでも頑張っている男の子の行動に涙が出そうになります。
確かにそんな境遇なら、世をはかなんで「なんで自分だけ、苦しい思いをしないといけないんだ。世の中は、不公平だ!」
と思ってもしょうがないなぁ。という「共感」から始まりました。
でも、羨ましいと思っていた友達の事をちゃんと見ていなかった事に気づいて、男の子が変わっていく姿から「自分の気付き」にもつながりました。
そして、「自分も頑張ろう」と「前向き」になれました。
まとめ
私はこの物語を読んで「自分自身を振り返り」そして、スッキリして前向きになれましたので、「物語セラピー」のとおり充分にカウンセリングを受けられました。
昔のテレビ番組の「世界名作劇場」のような「子供ががんばる姿を見て、自分も頑張ろう」と思える作品です。
「不公平な現実」を受け入れられるようになる、心理カウンセラーの山崎理恵さんのセラピーを「子供達の成長物語」から感じられる素晴らしい作品です。
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