
山あり谷ありの人生を穏やかに生きたいと思っています。
「穏やかな人生」に向けて、沢山の本を読んできましたが、今回ご紹介するのは、山あり谷ありの人生の出来事を、冷静に判断して、どんな事でも動揺しないで事実を見る事が出来るようになれる本です。
ご存じの人もいらっしゃると思いますが「銀色夏生さん」の作品で、「私たちは人生に翻弄されるただの葉っぱなんかではない」という本です。
銀色夏生さんは、宮崎県生まれの女性詩人、文筆家の人です。
代表作品に「つれづれノート」等があり、160冊を超える作品があります。
素敵な言葉で綴られた詩を読むと、心が温かくなり、穏やかな気持ちになれると思います。
そして、公式ホームページに書かれていますが、「外的要因に左右されない個人的幸福を追及すること」を今は、考えておられるようです。
〇「私たちは人生に翻弄されるただの葉っぱなんかではない」とは、どういう考え方でしょうか。
〇「外的要因に左右されない個人的幸福」とは、どうすれば良いのか。
〇山あり谷ありの人生を、穏やかに生きていくために、「揺れない、ぶれない精神力」を身につけるにはどうすればいいのか。

銀色夏生さんの考え方が良くわかる「私たちは人生に翻弄されるただの葉っぱなんかではない」をご紹介します。
こんな人におすすめ
〇仕事や家庭の事で悩みを抱えている人におすすめします。
→新しい物事の捉え方が発見出来て、悩み解決につながると思います。
〇エッセイが好きな人にもおすすめします。
→銀色夏生さんの温かみのある言葉で、語られる文章は、共感出来る事が多いと思います。
今回ご紹介する本
本の内容
銀色夏生さんの音声ブログ「静けさのほとり」から抜粋した記事を編集した作品です。
その内容は、多岐にわたり紹介されていて、80記事あります。
「自由とは自分で決められるということ」というフレーズから始まる沢山の記事には、共感出来る事が沢山ありました。
私が共感した記事を紹介
自分が幸せだと思いたいのか、人から幸せだと思われたいのか。
この言葉を読んだ時に、はっ!としました。
誰もが「幸せになりたい。」と願っていると思いますが、それが「自分の満足のためなのか」「人に羨ましがられるためなのか」考えた事もなかったです。
一度、じっくり考えてみようと思いました。そして考える事による効果を感じてみたいです。
ちょうどいい距離感で付き合う
とても共感出来る話でした。
友達とは、「いつも、同じ感じ」で付き合えるのが、一番の良いのかも知れませんが、なぜか途中でしんどくなったりする事があると思います。
それも相手が悪い事をしてきたからではないのに、「いつも、同じ感じ」というのが、続かないのは「なぜだろう」という疑問の答えがわかったような気がしました。
「ちょうどいい距離」私も大事にしたいと思いました。
人とのつながりについて
「昔はとても仲が良くて、同志みたいな関係の人たちと、自然と疎遠になっていくこと。」について考え方が紹介されています。
独身から結婚して子供が出来る。という自分の生活スタイルが変わるだけで、独身の時に仲が良かった人と、いつの間にか疎遠になっている。という事が私もありました。
そういう自然に疎遠になる事を悩む必要が無いという事に、気付かせていただいた話でした。
人から文句を言われないところにいる
ひょっとしたら一番共感出来た記事だと思います。
私も「自由さ」をとても大事に思っているので、どうしても人付き合いが薄くなるような傾向があります。
そして、「孤独」でいる時間が多いと思います。その孤独でいる事を悩んだ事もありましたが、「なんだ大丈夫なんだ」と思えるような話でした。
距離感にもつながりますが、「私はこれからも、人に止められないような場所を歩いて行きたい」と思いました。
他にも「承認欲求について」「我慢が得意と思ってはいけない」「価値観の違いによるストレス」「今ここにないものを求めない」等、他にも沢山共感出来る記事があります。
この記事は特に読んで欲しい
私たちは人生に翻弄されるただの葉っぱなんかではない
本のタイトルにもなっている記事であり、ホームページにある「外的要因に左右されない個人的幸福」を考えるための物事の捉え方が紹介されています。
とても独特な考え方で、今まで聞いたこともなかった捉え方なので、本当に参考になりました。
こういう事実の捉え方が出来ると「揺れない、ぶれない精神力」が身につくと思います。
人々とともに成功する
「みんなで一緒に成功しよう」という言葉から始まる内容で、本当に素晴らしい考え方だと思いました。
学校も仕事も他の人と競争してばかりで、「一緒に何かをやろう」とすると、損得勘定で動くのが当たりまえになっていると思います。
「みんなで一緒に成功しよう」という事を、みんなが実践したら、本当に素晴らしい世の中になると思います。
まとめ
本書は「銀色夏生さん」の琴線に触れられる作品でした。
全ての話しに共感する必要は無いとも思いますが、でも、「なるほど」と思える話も沢山あるので、読んで良かった作品です。
最後の記事は「悲しみを癒す過去への旅」でした。
「人は何度でも生き直せるし、生まれ変われる。」という言葉で締めくくってありました。
山あり谷ありの人生ですが、これからも力強く、飄々と生きていきたいと思います。
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