優しい人ほど、「つい、自分なんて。。。」と自分をいじめてしまいます。
がんばっていても、「自分はダメな人間だ。。。」と自己否定してしまいます。

そんな時には、どんな気持ちで、生きていったらいいのでしょうか。
「生きるって、なに?」という事を考えるきっかけになる本があります。たかのてるこさんの文と写真の本で「生きるって、なに?」という問いかけから始まる本です。
お父さん、お母さんから「人に迷惑かけたら、ダメ!」と教わって育ってきた人は多いと思います。 私も、「子供にも教えていますし、自分も迷惑かけないように生きていかないといけない!」と思っていました。 そして、自分が沢山「我慢」して、人に迷惑を掛けたら自分をいじめてしまっているかも知れません。
でも、生きるっていうのは、「迷惑をかけたり、かけられながら、生きていくもの」と教えていただきました。 簡単に表現すると「みんなで協力して生きているので、お互いさま」だと思います。
「人に迷惑かける事も、人に迷惑をかけられる事も、恐れない」ということが、大事な事だと思います。

私は、「周りの人に迷惑をかけたり、かけられたりしながら、人間関係が深くなっていく。」という言葉を聞いて、本当に肩から荷物が降りるように感じて、感動しました。
私はこの本から、沢山の事を教わり、そして子供たちにも伝えています。
是非ともみなさんにもおすすめしたい1冊なので、たかのてるこさんの「生きるって、何?」をご紹介します。
たかのさんの紹介しておられる「生きる意味」をみなさんにも感じていただきたいと思います。
こんな人におすすめ
〇「今生きることに悩む人」
〇「未来を思い悩んでいる人」
〇「過去に苦しんでいる人」
〇「つい、「自分なんて。。。」と自分をいじめている人」
〇子育て中のお父さん、お母さん、そしてお子さん伝えて欲しい。
「生きる」という事を考える機会になると思います。
今回ご紹介する本
本の内容
著者の大学教授のたかのさんが学生から「生きる意味が分からない」と悩みを打ち明けられたのが、きっかけで「生きる意味」を、たかのさんご自身の体験談から、考えた事が紹介されています。
たかのさんご自身は、会社を辞められて、世界中を旅した経験があり、その世界を見てきた経験から考えた”世界規模”の「生きる意味」が紹介されています。
「私は、なぜ生きているの?」という質問から、答えを探し、また、その答えを質問として、また、答えを探す。それを繰り返して、どんどん深堀していき、「生きる意味」「生きるとは?」につながっていきます。
読みすすめるに従って、どんどん悩みが解決していく”心地良さ”を感じる本です。
まとめ
たかのてるこさんの「生きるって、何?」をご紹介しています。
沢山のエピソードから「生きる意味」が紹介されている、本当に素晴らしい本です。
そして、読み終わった後に、心が暖かくなる本です。
こんなに素晴らしい本ですが、30分くらいで読めます。
世界中の人達の楽しい笑顔の写真を見ながら、「生きる意味」を教えてくれます。
かた苦しい哲学的な表現もありません。そして、内容は、端的にまとめられていますので、とてもわかりやすいです。
そして、最後の言葉の後は、視界が開けて、世界を優しく見れるようになれます。
まだまだ問題のある世界ですが、昔の人が頑張った結果、少しずつ良い世の中になっていると改めて思えます。
だからこそ、今の私達も、これからもっと良い世の中になれるよう頑張りたいと思いました。
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